人生旅行 #004

冷たい微熱/溺死する女神

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『冷たい微熱』あらすじ

遠く離れた2人を繋いだのは、ある夜の一本の電話。
その電話の糸を手繰り寄せていくと、大きく広がる二人の"記憶"。
舞台は過去と現在を行き来し、彼女との思い出が可視化する。
聞こえる声はあの時とどこか違っていて、でも、それを求めていたはずだった。



『溺死する女神』あらすじ

「冬が訪れることに怯えていた。この世界の全てが温度を失ってしまうと思うからだ。」
高校教師になって初めての冬を迎え、彼のまわりの世界は急に音を立てて動き始める。
女神と呼ばれた妻と、窓際の席に座るふてくされた顔の女子生徒、そしてかつて亡くした彼の恋人。
彼には忘れてはならないことがあって、思い出したくないことがあった。